子どもはボーイスカウトで5泊6日も行ってきたって言うのに。
お父ちゃん忙しいしコロナだしでキャンプネタが無い!
他に書くとこも無いので備忘録的に
お仕事用のiMac(Retina 4K, 21.5-inch, 2019)ちゃん。
なんかクソ遅いんです。
アクティビティモニタで見ると
どうやらキーチェーンアクセスの何かが具合悪いようで。
キーチェーンをリセットし修復→少し改善。
最初はもう少し快適だったような気もしたんで
ソフトやプラグインを整理→変化無し。
も〜〜〜!ってなって、
クリーンインストール→少しだけ改善。
ネットワークか?ってことで有線LAN引きなおし。
(cat5e→6A)
当然変化無し。
こりゃソフトのアップデートでシステムが肥大化しちゃってどうにもならんのだな。
と判断しSSD化を敢行!
とはいえデザイン優先の一体型PC。交換はもちろん自己責任、保証対象外となります。
iFixit無料リペアマニュアルを参考にして頑張ってみました。
あ、外付けのSSDにシステム置いても大丈夫らしいけど。
準備するもの
・
Crucial SSD 1000GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm
・
iFixit iMac 21.5インチ用ディスプレイ両面テープ
・薄いプラ板(使わないメンバーカードとか)
・トルクスドライバー(T8,T10)※T10だけでも可
・ピンセット
・
デュプリケータは必要に応じてご用意下さい。
因みにSSDはネットより近所のグッドウィルが最安値でした。
広告の品なこちらを選択。
シリコンパワー製のSSDも問題ないようです。
相性もあるようなので、そこら辺はネットで検索してください。
しかし、1TBで1万円チョイ。ホント安くなりました。
交換手順
とはいえ写真無いです。
iFixit無料リペアマニュアルを参考に進めましょう。
①放電時間確保
感電するようなトコは基盤の裏なので触らんですけど。念のため。
コンセント抜いてから10秒間電源ボタンを押すんだそうです。
②テープ剥がし
ディスプレイは両面テープで接着されているので、これを剥がしていきます。
ここで大活躍するのが両面テープに同梱のピザカッター風専用工具。
ほんとスルスル行きます。
コネクタを外す時もお尻のヘラみたいな所が使いやすい。
ただし
iSightカメラだけは気をつけましょう!③ディスプレイを外す
ディスプレイAssyの電源と信号の2本のケーブルを抜きます。
信号線が少しやりづらいですがピンセットを使って丁寧に固定金具を反転させましょう。
④HDDを外す
HDDは四隅の4本のネジで止まっています。
T10のトルクスで緩めていきます。
長さがそれぞれ違いますので組立時にわかるようにしておきましょう。
SATAケーブルを引っ張らないように注意して引き出します。
少し引き出したら、ピザカッターのお尻で少しずつ抜いていきます。
ifixitのサイトでは紹介されていませんが、HDDのベースになっている部品もネジだけ外しましょう。T8で外せます。ネジを外して部品をめくって裏に引っ掛けてあるケーブルを外しておくと復元の作業がしやすくなります。
写真はHDDを取り外したの図。
⑤データ移行
SSDにシステムを入れるわけですが、方法は何種類かあります。
①クリーンインストール
②TimeMachineから復元
③外したHDDのクローン製作
と、まぁ3通りあるわけです。
普段であればゴミも溜まってるし①クリーンインストールをしても良いわけですが、デメリットはなんといっても再セットアップがクソ面倒くさい。実はお仕事とかの都合上、どうしてもwin環境も必要になることからBootCampでWindowsも使ってるのです。mac環境を整えてからwin環境を整え。と2回もやってらんないのですよ・・・。どんな頑張っても一日仕事になってしまう。
無いね。
っていうか、チョイ前に再インストールしたし。
というわけで、事前にSSDに覚えさせとく②が一番効率よいのでしょうが。
ダメなの。出来ないの。
パーティション分けてるとTimeMachineから復元出来るのはmacOSだけ。
というわけで、分解してからオリジナルを他の機器にぶっ込むというリスクと少しの手間がかかるのだけれど、トータルで一番速い③にしました。
デュプリケータ
そこで登場するのがデュプリケータというクローン製作マシン。
使用後は裸のHDD(SSD)をPCで使えます。
コピー元と、コピー先を挿して、電源入れてクローニングをスタートさせたら待つだけ。
1TBでも意外と早くて、子どもの自由研究やってたら終わっちゃってました。
もしかしたらTimeMachineからコピーするより速いかも。
OSを介したコピーって何でかすごい時間掛かるような気がするのはわたしだけ?。
組立
終了したらiMacにクローンのSSDを装着して、逆の手順で組み立てます。
あ、本張りする前に動作確認をしましょうね〜
結果
いや、もう爆速です。何のストレスもなく動きます。
っていうか、正直CPUとかのスペックに対して1TB 5,400rpmって遅すぎよね。
まとめ
いろいろ分解するのが好きな私ですけど、さすがにiMacは躊躇しとりました。だってネジ止めじゃないんだもん!怖いんだもん!
とはいえ実際の作業は専用工具のおかげで、丁寧に準備しながら進めれば特に問題も無く簡単に済みました。まぁiFixit専用品とホームページのリペアガイドのおかげではあるのだけれど。
というわけで、アウトドアの対極にあるようなインドアなお話でした。